2013/11/03

朝ドラあまちゃん最大の謎-安部ちゃんは何故年商1億円を捨て北三陸に戻ったのか-

NHK連続テレビ小説、あまちゃん。
放送終了後から随分経つので記憶が曖昧なところはあります。

あまちゃんを初めて見たのは1周目の土曜日のBSでの連続放送。
軽快なリズムとなによりもあまちゃん役の能年玲奈さんの不思議な魅力で気がつけば最終話まで全話見ていました。出かけた時なんかも録画したりして。

朝の連続テレビ小説、いわゆる朝ドラを全話見たのはこれが初めてで、何年か前の瀧本美織さんが主演したてっぱんも瀧本美織さん目当てで途中まで見ていたものの、挫折。当時はレコーダーを持っていなかったというのもありますが。
その後も、満島ひかりさん目当てでおひさま、堀北真希さん目当てで梅ちゃん先生を見るものの同じく途中で挫折。
特に梅ちゃん先生の制作が発表された時には、毎朝堀北真希が見られるなんて、と心を踊らせたものの、結局はそれの状態が普通になってしまうとなんとなく有り難みがなくなったしまいいつしか見なくなってしまっていました。

そんなわけで、もの凄く真剣に見ていたわけではないけれど、放送終了後の今でも疑問に思っていることが一つ。

安部ちゃんは何故北三陸に戻ってきたのか

東京でまめぶを売っていた安部ちゃんが何故北三陸に戻ってきたのかということ。

北三陸の名物のまめぶを盛り上げるために、東京でまめぶを売ってまめぶの知名度を上げようというのが安部ちゃんが使命で、観光協会だか漁業組合だかの依頼でまずは関東の入り口、宇都宮で、その後東京でまめぶの店を出して知名度アップに奔走します。

あまちゃんがアイドルになるために東京に行くと、同じく宇都宮から東京に活動の場を移した安部ちゃんと会うのですが今回は割愛。その後、震災を経てあまちゃんとほぼ同時期に北三陸に戻ってくるのですが、そこで安部ちゃんはさらっとものすごいことを言います。

・100万杯売りきった
・そばとうどんも入れてな

年商1億円越えは堅い

安部ちゃんが北三陸を発ってから戻ってくるまで、約3年でしょうか。
あまちゃんが北三陸に来たのが2008年で、震災の少し後に戻ってくるので2011年。やはり3年程度ですね。
実際は、夏の終わりの本気取りの後に宇都宮に行き、8月には(記憶が曖昧)帰郷していたので3年弱です。
3年で100万杯というと、1年で約33万杯です。

3年で100万杯というと、1杯300円と仮定して売ったとしても
100万×300円で3億円。
3年で売上が3億円。
単純に考えると1年で1億円。

しかも、最初の半年だか数ヶ月だかは、東京でなくて宇都宮です。一度だけ訪ねた事がありますが、流石に東京とは規模が比べられない。その上での100万杯です。
実質は東京にいる2年半程度で90から95万杯を売り切ったのではないでしょうか。
更には、開始当初は常連もいないでしょうし店の認知もされていないでしょうから、徐々に上がってきていると予想すると、最終的には年商で1億は軽く突破していそうです。

更には、約33万杯÷12ヶ月でひと月に27,777.75杯。
月25日営業だとすると、1日に1,111.11杯。

仮に7時から19時までの12時間営業だとしても、
1,111.11杯÷12時間で1時間あたり92.5925杯。
相当必死にムチを打って働いて14時間営業でも79.365杯。
平均でこれなので昼食時は少なく見積もっても2から3倍。1分に2人から3人ほどは来店していたのではないでしょうか。

もっと言うと、ユイちゃんの母親が失踪していた時に男性と歩いていたのを見掛けたように、どうやらオフィス街のような感じでもあったので、土日は平日よりも人通りも少なさそうです。

何故あのタイミングで帰郷させてしまったのか

これを何故あのタイミングで手放す事が出来たのか。不思議で仕方がありません。
事業自体を個人で勝手に始めたわけではなく、観光協会だか漁業組合だかの支援で始めているので帰郷もそちらの判断だと思いますが。

震災で何をするにもお金が必要で、案の定、震災で壊れてしまった海女カフェの再建も費用がネックで頭を抱えていました。たしか2,000万円。
500円の復興支援ミサンガを売るよりも、可能性があったのでは。
安部ちゃんならひと月で約800万は売り上げて、利益がどれくらいかわかりませんが、移動販売で店舗販売よりは費用も少ないでしょうし、大きな車でも無かったので人件費も安部ちゃんとアルバイト1人くらいの二人体制ぐらいではないでしょうか。多くても安部ちゃん含めて3人でしょう。それ以上いるようなら、それこそ簡単に撤退するわけにはいきません。
素材もうどん、そば、まめぶなので原価もよく言われる30%に収まっているでしょうし。
それまでの積み重ねと数カ月分の利益を少々無理すれば2,000万なら安部ちゃん一人で海女カフェ再建出来たのでは。

これだけ売れていればどう見てもブームになっているでしょうし、常連客も多く抱えていたと思います。
震災があったからといって一時的にはあるかもしれませんが東京で東北縁の食べ物を全面に押し出した店の売上が極端に落ちるとは考えにくいです。


車一台のスペースで年に1億売り上げるだけでなく、うどん、そばという茹でるという作業で時間が必要な食材で1分に1人ペースでくる客を捌く。
さらには営業時間外ではアキにくっついてGMTの面倒を見るバイタリティと心の余裕まで持っている。
推測ですが観光協会等の雇われなので、どういう契約か知りませんがたぶん給料もほぼ固定で想像の範囲内でしょう。
加えて、うどんとそばの割合は不明なものの、まめぶという新ジャンルの開拓からのスタート。
飲食店の経営者は一体何故みすみすこの人材を逃してしまったのか。

観光協会からの給料が少なかったのであれば、売り込みに行けば他の飲食店経営者が高く買ってくれたでしょう。それなのに、何故安部ちゃんは北三陸に帰り、観光協会もドル箱を捨てそれを許したのか。

結局は大吉さんを取ったということか

今のところ、一番納得の行く考えは、それを捨て、振り切ってでも大吉さんと一緒になりたかった。一番しっくり来る解はこれです。
それならそれで、この100万杯売り切った事、それをもっと取り上げられても良かったようにも思います。
実際の利益や給料はわかりませんが、年商1億を売り上げる生活を捨て、大吉さんと一緒になることを選んだのですから。ある意味では一番の物語だったのではないでしょうか。

大吉さんの近くに戻りたい気持ちと、自分のことを思ってチャンスをくれた大吉さんへの感謝の気持ちこのあたりで安部ちゃんには葛藤があったのでしょうね。さらりと流されてしまいましたが。

これだけの商才を持った人を奥さんに貰ったわけで、大吉さん、初婚の時には見る目が無かったというか、その才能を知っていて宇都宮に送り出したわけで見る目があったというか。
北三陸鉄道が一部不通になり大吉さんの給料も減ることが予想されますが、このお嫁さんがいれば安心ですね。

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